「断捨離」「捨てる技術」等のテーマを扱う本が、
ここ最近、増えたように感じます。
限られた時間の中で、英語の勉強においても、
「何を学び、何をやらないか」という、
勉強の優先順位付け、取捨選択は大切なことです。
英語学習においての、「捨てる力」に関する記事が書かれていました↓
「伝わる英語」を身につけるヒントは「捨てる力」にあり!
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171212-00010006-dime-life
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2017年12月12日配信
文/鈴木拓也 @DIME
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主に、3つの点で、「捨てる」ことの必要性を指摘されています。
①内容の8割を捨てる
②大人語を捨てる
③直訳を捨てる
英語を母国語としない学習者にとって、
はじめから、「カッコイイ(美しい)英語」を求め過ぎることは、
英語を身につけるための、弊害になり得る、ということでしょう。
この傾向は特に日本人にも多く、
「完璧な英語」から脱却し、
「粗削りな英語」でも、意味が通じれば、
「OK」位の発想転換が出来るようになると、
勉強自体も苦にならなくなるし(モチベーションの持続)、
英語で自由に発言する機会も増え(アウトプットの量が増え)、
英語力も必然と伸びてくるものです(改善による質の向上)。
たとえば、
世界の英語人口はどの位で、
そのうちの何%が英語を母国語としない人達であるか、
聞かれたことはあるでしょうか?
答えは、「約16億人」だと言われています。
しかも、その中で、ネイティブは「4億人程度」。
つまり、日本人を含め、世界の英語人口の
「3/4以上」が非ネイティブスピーカーで構成されているわけです。
1/4のネイティブ、
3/4のノンネイティブ、
将来、あなたを取り巻く環境下において、
「どちらの層」の人と英語を使う可能性が高いでしょう?
グローバル社会=非ネイティブ同士が、
「英語」で生活をする世の中とも言えます。
また、近年では、英語を母国語としない、
「非ネイティブ同士の英語によるコミュニケーション」のために、
『グロービッシュ』という言葉も、
世界の共通言語として用いられるようになりました。
Globish=「Global」 ×「English」 を合わせた造語。
1500語程度(中学校レベル程度)の単語を用い、
出きる限りシンプルな文で、ビジネスでの意思疎通を
円滑にする手段として、普及しつつあります。
大人の学習者は正しい文法や発音を習うことに
お金と時間をかけるよりも、グロービッシュ英語を
先に習った方が、投資効率が良いかもしれませんね。
年内最後のメッセージとなりますが、
グローバル化がもたらす、こうした現実の中、
「完璧な英語」は自分にどこまで必要なのか?
将来、英語を使うとすれば、
「いつ、どこで、何のために?」といった目的を振り返り、
『学ぶために捨てる』というポジティブな
「スキル」や「選択」があることを
今一度、考えてみられてはいかがでしょうか?
「カッコイイ(美しい)英語」より、「伝わる英語」を重視し、
私も学び、実践し続け、学習者のサポートをさせて頂いております。
英語を効率よく学ぶ上で、「捨てるべきスキル・ポイント」は多数あり、
その内容に興味ある方は、2017年最後のイベントにお越しください。
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①12/16日(土)
15時~「大人の英語学習プログラム体験レッスン」
②12/23日(土)
13時~「英語学習における、目的・目標設定」
14時~「英語学習のための、上手な時間の使い方」
*①②プログラムに興味ある方はメッセージをお送りください。
コチラより、追って、詳細をご連絡致します。